マイナンバーについて
そんなに詳しくないけれども。
マイナンバー制度による個人情報の流出を心配する声をたびたび聞くが、どうしてこんなに悲観論ばかりが目立つのだろうか。自分が気になるポイントは以下のとおり。
1.仮に個人情報が漏れたとしてそれは重要な情報か?
2.現在でも個人情報は漏れまくっているのに(表札などで自ら開示してる場合もある)、マイナンバーが批判される理由は何か?
3.公的機関より民間企業のほうがはるかに重要な情報を持っているのに、そちらが問題にならない理由は何か?
以上の問題について、マイナンバー制度批判論者は恐らく正しい反論ができない。たぶんマイナンバーが記載されたICカードが配られることによって、それを管理するのが面倒だから批判が出るのだと思う。
たしかにカードを紛失し、それが他人に渡ったときにどれだけの権限を行使できるか(個人情報の照会・更新)は気になるところだ。マイナンバーを接触させるだけで税納付額を照会できる機械とか作るのだろうか。
まあ、そうはいっても個人に対してユニークキーを振るなんてのはDBの基本だし、なぜ今までそうしていないのかが謎過ぎる。松本人志は「野球選手でもないのに番号振られたくない」とギャグを混ぜながらマイナンバー制度に不満を語っていたが、民間企業が当然やっているキー設定についてはなぜ批判しないのだろう。Tポイントカードのキーから情報が漏れたほうがよっぽど個人にとっては痛いはずなのに。